忍者ブログ
『食』と『酒』。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
槙邑賢壱
性別:
非公開
自己紹介:
リンクフリーです。
コメントお気軽にどうぞ。

(mixi)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=10685475

(mail adress)
serius65@hotmail.com
最新CM
[10/09 セフレ]
[03/31 居酒屋探偵DAITEN]
リンク
バーコード
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

poculum-commentarius

http://poculum.blog.shinobi.jp/

に移転しました。恐らく今後変更は無いと思います。

ご迷惑おかけいたしました。
PR

「昔はぁ、銀座資生堂パーラーのカットレット(カツレツ)に憧れてさぁ...。」

と、有楽町某居酒屋内で出会った隣席のご老公は言う。


洋食の歴史云々は別として、私にとって初めての洋食はやはり、デパート内のレストランだ。

何を食べたかはよく覚えてはいないが、何でも美味かった。


さて現在は....と言うと、どうしても「一人で洋食屋」というのはちょいと入りにくいものがある。

そりゃ美味いんだろうけれども、クロケットで2000円近くも払うのはちょっと抵抗がある。

と、いうわけでそんな私にはやっぱり町の洋食堂だ。


【写真 後日掲載予定】


「らっしゃーい。」


此処「天幸」は、オジサン2人とおばさん1人でやっている、ちょっと賑やかな食堂である。
恐らくもう、何十年と店をやってきたのであろう。

お昼時ともなると、近隣のお店の人達等でいっぱいだ。


さてメニューは、フライ系定食以外にも、から揚げやしょうが焼き、刺身定食まである。
定食はご飯、味噌汁、そして冷奴に酢物も付いて、大抵700円以下というのが嬉しいところだ。

それから、大衆食堂なので、肉豆腐や酢玉葱なんてのもあり、1品付け足す事ができる。


フライはイカや一口カツ等定番から、
日替わり(コーンクリームコロッケ、アジフライ等)や季節もの(牡蠣フライ等)もあり、
揚げたてをカウンター越しに受け取れるので、熱々で食べられる。


お、と出来上がるのが早いのも流石は食堂ってやつですな。

皿には千切りキャベツ、マカロニサラダ、辛子、そしてフライ!
この組み合わせが良いんだよなぁ、現在は失われつつあるけれど。


フライはサックサクで文句なし、これに合わせてマカロニサラダがこれまた美味い。


そういえば忘れてたが、最近は瓶ビール以外にもお酒をいれたようだ。
「冷酒 桃川」「日本酒」....なるほどねぇ。

煮物なんかを一品頼んで、酒を飲んだ後に定食で〆、か。

これぞ大衆食堂の醍醐味なんだな。



天幸食堂
豊島区西池袋1丁目41-1
03-3983-4622 
11:30~?
日祝休(恐らく)

どこかの坊さんの大変貴重なお話によれば、「冷や飯と沢庵」が一番のご馳走であり、
「肉を喰らう奴は、どこか獣の目をしておる」、という。

そんな話を聴いてしまったものだから私自身も肉食を辞め、
「冷や飯と沢庵」のみの生活を行ってみたものの...
いやたしかに冷や飯は米の味が味わえるわけであるし、「米のお供に沢庵」というのはある意味贅沢なのである事はよーくよく身を持って分かっているつもりではある....。

結局、3日と持たずに「獣」に戻りまして、まるで獲物を狙うかの様な目でやってきたのは鶴見である。


鶴見は駅前に居酒屋街やちょっとした旅館があり、日曜日でも多くの店が賑わっている....
と、まるで街全体を知っているかの様に言っているが....実は2回目である(笑)。

街をうろついていると、何やら良い匂いがしたものなので入ってみることにしたのが此処だ。


【写真 後日掲載予定】


店内はとても清潔で、カウンター席が多めなのだが、
そのカウンターにロースターが設置してある(2人で1台)のがとても嬉しい。

「はい、いらっしゃいませ!」

ちょっと茶髪でイケイケ(笑)な、おかあさんが迎えてくれる此処、「わっしょい」は
創業は今年の夏で10年目。
息子さんとおかあさんで切り盛りしているのだが、日曜日はおかあさんだけのようだ。


メニューには、キムチ、サニーレタス、レバ刺し、センマイ刺し等、小さな店ながらも揃っており、
ドリンクはビールから白&黒ホッピーをはじめ、パンチサワーといった、面白いものもある。


さて、肝心のお肉はというと...、こりゃもう文句無しなのである。

1つ目は「安さ」に驚いてしまった。
肉類は650円以上のメニューは無いのである。
その650円というのは牛カルビと牛ハラミであり、その他はほとんど350円という値段なのである。

2つ目は「量」だ。
本当にこの値段で、こんなにタップリともらってしまって良いのだろうか、と思ってしまう程だ。

例えば、ジンギスカンは薄めのスライス式ではあるが、これが350円とは....、しかも美味い!
都内で偉そうに踏ん反り返っているジンギスカン屋に平手の一発でもかましてやりたいほどである。

3つ目に「種類の多さ」である。

メイン(?)のジンギスカン、豚タンや豚ハツ、ホルモン、等の定番をはじめ、珍しいものには、
『センマイの皮 塩焼き』や『豚のどなんこつ』なんてのもあり、しかもこれらも350円!

センマイの皮は焼くと驚くほどコリッコリとしており、そして丁度良い塩味で正しくお酒の友である。
センマイ刺しは食べたことはあるのだけど...という方は是非とも試してもらいたい。


さて、焼肉といえば〆も大事である。
メニューを見ると『クッパ (辛)』とあるのでそれを頼んでみたのだが...これが驚いた驚いた。


「辛いの大丈夫ですか?大丈夫だったら『一本』入れちゃおっと。」

『一本』とは何の一本だろうかと考えている内に来たクッパは...

見た目は普通なのだが、食べてみると、『ウッヒャーー、こりゃ辛美味い!』。

おかあさんの話によれば、どうやら韓国の『青唐辛子』を使っているのである。
こりゃまだまだ夜が寒い時期には、とっても嬉しいものである。


さて、散々食うに喰って(笑)、お勘定はというと「2550円ねーっ。」


いやはや、大衆焼肉万歳である!


『カウンター越しに、店の方と会話を交わし、肉を食う事ができる』、
なんとも素晴らしいお店であった。



焼肉処 わっしょい
横浜市鶴見区鶴見中央4-27-6
045-501-2917
PM4:30~PM11:30 ラストオーダーPM11:00
年中無休

その他詳細 
http://www.syu-wa.co.jp/osusume016wasyoi.htm

※おかあさんの話によれば、たまに珍しい部位が入ってくることもあるそうです。

猿楽町は、つまり代官山という場所なわけではあるが...、
そういえばレトロな外観が良かった名物ビル代官山パシフィックが取り壊されたか..。

しかし何とまぁ、町並みの変わりが早いこと早いこと....。

代官山だけの話ではないのだが、今何処でも見られるのは
『格好ばかりのカフェ』や、『やたらと酒が揃うが肴、人が全くなっていない料理屋』、
『気取る西洋料理屋』など、か。

あとは入れ替わりが激しいブティックの列..。

しかし、本物の料理・酒、そして良い人がいる店は、場所が何処だろうがいつも客でいっぱいである。


此処は、駅から近いので誰でもすぐ見つける事が出来るだろう。





『美味』は元々、私の地元近くの広尾商店街に長く店を開いていた。
店の支配人である欧陽ぺぺさんは、あの欧陽菲菲の妹さんである。

私の母親は台湾出身なので開店当時からすぐに仲良くなり...もう三十年以上の付き合いだ。
 

私達家族は、注文するものはいつも決まっている。

まずは前菜として『叉焼・葱ソースの蒸し鶏・くらげ』、そして紹興酒を頼む。

『叉焼』は程良い柔らかさで、上品な甘さが良い。
『蒸し鶏』は以前は骨付きだったのだが、日本人向けになったのか、
食べやすい部分を綺麗にカットされたものになっていた。葱ソースは美味い。
『くらげ』はコリッコリッとした食感が楽しい一品だ。

これら前菜に、お燗をした紹興酒を頂く。
私は、紹興酒は本当はストレートが一番好みなのであるが、
寒い時期だったのでお燗にしてもらったのだ。


さて、次はお楽しみの点心だ。
『鶏の足の煮込み』、『豚の豆鼓蒸し』、『ハチノスのXO醤蒸し』、
『海老韮蒸し餃子』、『湯葉揚げ』、『腸粉』や『大根餅』などをいつも注文する。

特に気に入っているのは『鶏の足の煮込み』だ。
濃い目の味付けされた鶏足をしゃぶり、骨はペッと出す。これがクセになるのだ。

『豚の豆鼓蒸し』や『ハチノス~』などは、最近では日本人にも好きな方が増えたようだが、
どうも『鶏足の煮込み』を食べる人は未だ少ない感じである。

下品だとか無理だとか言わず、一度食べてみて下され。クセになりますから。


前菜・点心の後は、土鍋料理や炒め物、麺類飯類で〆る事が多い。

どれもこれも絶品、正しく店名にもあるとおり、『美味』だなぁ...。



飲茶酒楼 『美味』
渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山2F
03-3770-2168

営業時間
【平日 (昼)11:30 - 15:00 (夜)17:00 - 23:00】
【土日祝 11:30 - 22:00】

私は、JR山手線目白駅へ降り、そこから池袋方面まで歩くのが好きである。

池袋の騒々しい雰囲気とは全く異なり、
目白は緑溢れ、閑静な住宅街であるということが理由の一つである。

そして『美味いもの』もあるから、というのも理由の一つではある。

線路沿いに歩けば、その『美味いもの』の一つに出会うことが出来る。


目白ファームの店構え


平成十八年に開店した此処、雑穀おにぎり専門店『目白ファーム』は、
元々和菓子職人だったご主人が添加物を使うことに抵抗を感じ、はじめたお店だそうだ。

時間帯関係なく、連日、学生やサラリーマン、OL等幅広い客層が買いに来る。


『福』とかかれた暖簾をくぐれば、まず目に飛び込んでくるのは品書であるのだが...
この品書を全て読み通すのに、私は三分ほどかかってしまう。

二十種類以上ある、おにぎりの品書は、定番の塩や北海道産鮭、たらこ、紀州梅をはじめ、
しょうが煮やゆず鮭といった季節商品があるのも、楽しいところだ。

また、おにぎり以外にも、勿論こちらも無添加の、
おひたしやお味噌汁といった惣菜類もあるのが嬉しいものである。

その他にも、お菓子類も置いてあり、声優御用達の『大根飴』や
『恒食の無農薬栽培 玄米若布昆布』など、面白い菓子が揃っている。


さて、二十種類以上ある品書の中でも一番人気は鮭マヨネーズなのだが...
私がいつも外さず注文するのは、『あけがらし』である。

ふっくらと炊かれた雑穀米と
『あけがらし』の山椒・和辛子のピリリっとした風味の
組み合わせがとてもクセになるのである。

是非とも味わってもらいたい。


此処でおにぎりを買い、目白庭園で自然を感じながら食すのも良し。
みっともないと言われるかもしれぬが、歩きながら食すのも良し。

私の場合は、酒の後の〆として.....。



雑穀おにぎり専門店 目白ファーム
豊島区目白3-17-29
ご注文・ご予約(電話・ファックス) 5982-4043
営業時間 08:30 - 18:00
定休日 日曜・祝祭日



Copyright c 你 喝不喝 酒?。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]